シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
「何故に……」



私は箸を置き、「正直に言いなさい。今なら神様は起こらないですよ」と、颯太に言う。



「アホか」



なのに、簡単に流された。

どうやら聞き間違えではないみたいで。



「体育館だったからだね」



…みんな、遠くて見間違えたんだね。

私が優勝した理由を自己完結してると、颯太から白い目で見られた。



「神様って凄いね!」



白い目なんて気にしない!

神様のお陰なんだ、コレは!

私に華を持たせてくれたんだ!



「お前の鈍さが凄いよ;;」



「私は鋭いよ?」



確実に。





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