同い年

初めての友達

弟は私がなかなか新しい環境に慣れないのを見かねて自分の友達を紹介してくれた。(自分の弟ながら凄いと思った)
その友達は近所の子供達の寄せ集めで積極的に私を遊びに誘ってくれるから仲良くなるにはそんなに時間はかからなかった。
「夏菜あ〜そ〜ぼ」
いつも誘ってくれるのは奨吾だった。弟の友達グループで一番に私の友達になってくれたのも奨吾だった。
そんな奨吾に私はこの頃からもう恋をしていたんだと思う。
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