僕らの妹
「柚夏、
夏休みだね~♪」
『そうだね。』
あれから、
時間が経つのは
早くて
もうすぐ、
夏休み。
「ねー?
夏祭り、行こうね♪」
『うん!』
「てかさー。
今日、短縮授業なんだし
帰り、遊ばない?」
『……。』
前までは
一つ返事でOKしてた。
でも…
最近………
「人目とか
気にしてんじゃない
でしょうね?」
『……。』
当たり……
悔しいけど
通学中とかで
外を歩くと
みんなが
振り返って
私を見る。
病院の通院で
バスに乗ると
おばあさん までもが
私に席を譲ってくれる。
学校内でも
私を見かけるたびに
コソコソと
何か言っている。
登校中に
「ままー?
あの お姉さん、
歩くの へーん!」
私を指差しながら
そう言ったのは
小さな男の子。