きみは、運命の人?



“華月の総長になるんだよ!!”


凌の言葉が、耳から離れない。


“ちゃんと、考えるから”


それしか言えず、凌とは別れた。


あの日、お互いのお兄ちゃんのお墓で出会ったのは、運命だと思ってたのに。


どこか惹かれる部分があるって、浮かれてもいたのに。


それって、全部思い違いだったんだね…。




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