【短編】幼なじみの恋物語
次の日。俺は渚を迎えに行った。
「おはよう」
渚が出てきた。
「おはよ」
俺は言った。
「行くか」
俺は手を差し出した。
「うん」
渚は俺の手を握った。




今まで、できなかったことがこうやって普通にできている。




俺の隣りには、渚がいる。




当たり前だったけど、幼なじみとしているんじゃない。




彼女としているんだ。




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