変人執事とツンツンお嬢様


……あれ、瞳が

緑色?





「……わ、私は
壇ノ宮…」


「……だんのみや?」




ぽけっ とした調子で返す彼女。



……私、この子のペースに流れていってないか?




「ふ、普通は自分から名乗るものだろう!!!
まぁ私はキミの名前など知りたくはないがなっ!!」




悪態再来。


でも本当ならこれがすぐに出てくるはずなのに。




そうはいっても、結局またついてしまった悪態。


言ったそばから後悔。




なのに謝れない自分が、嫌になる。





「ぁ、あの…」


「…伊集院 鞠千代。
よろしく……」




……伊集院…

伊集院カンパニーの令嬢か?





「ふん、よろしくくらいは言っておくが…
私とはあまり関わらない方が」


「…あげる。」





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