光の魔法を君に

あたしたちは秘密の場所になってた丘へ登る。



森を抜けて視界が開き、






村を一望できる。







「わぁ・・・・やっぱ、人が多いね・・・。」


感嘆の声が漏れてしまうほど村は人で賑わっていた。






「ん・・・まだ時間あるね・・・」

陽太が空を見上げながら言った。





今は夜。



夕日が隠れたぐらい。






今日は太陽と月が重なる日。


1000年に一度。


だから、みんな物珍しそうにしてる。

楽しそうに空を見上げてる。




それなのに・・・それなのに・・・

あたしの心の片隅でよぎっていた不安はだんだん大きくなっていて、




あたしを支配する。









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