ぼくたちの青春

そしてうちらは教室へ歩いて行った…。
終始無言なひとみが気になった。

「ひとみ…大丈夫?」
「…。」
「具合悪いの?」
「別に…。大丈夫。」
「大丈夫って顔してないよ!!」
「ほんと大丈夫だって…。」
「具合悪いなら保健室……」
「大丈夫だって!!!話しかけないでよ!!」

え…。

「先教室言ってる。」

え…。
ちょっと…。

ひとみは茫然としている私を置いて先に行ってしまった。
私はびっくりしすぎて声も出なかった。
私はなぜひとみに切れられたのかさっぱリ意味がわからなかった。
心配してあげたのに…。
そんなに具合悪いの?
それなら八つ当たりする前に保健室行けばいいのに!!

とりあえず私はメールした。

=================
dear ひとみ
from 愛

大丈夫?
そんな具合悪いの?

さっきうちに切れたのも具合悪いから
でしょ?

保健室行ったら?

=================

私はあえて八つ当たりされたことをせめなかった。
ここで攻めたら余計具合悪くなるかもしれないし…。

そしてわたしはびっくりしながら教室に戻った。
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