お姫様のtrueprince☆

「だー!もう無理ぃ!!」

「確かに、時間的にもう行列は無理だ
よな」

「えっ、いや時間関係無しで無理なん
ですけど!?」

「ははっ、分かってるよ」



時間も忘れて二人で乗りまくった。

もう
夕方に近い。

だんだん慣れてきて絶叫系も楽しく感
じてたんだけどな。


そんなとき、ふと目にとまったのは
最後に乗るものとしては定番の・・・

観覧車だった。



「ねぇ、早崎くん!観覧車に・・・」


そのとき、
気づいたんだ・・・観覧車を指差すあ
たしを見て悲しそうな顔をする早崎くんに。



「藍ちゃん、それは本当の彼氏の為に
とっとけっつの!」


____ぽんっ。

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