お姫様のtrueprince☆

きっと、水城くんの大切な人がいつか
言ってくれる。

あたしのドキドキとは違うドキドキを
水城くんにする人が・・・。


カラオケが終わるとも真っ暗で、
水城くんが送ってくれた。

家の前で・・・・・・


「なぁ、俺って変わった?」

「え・・・?」

「いや、なんでもないや」


そう言って水城くんはくるりとあたしに
背を向ける。


あたしは・・・・・・


「変わる必要なんてあるのかな?」


意味分かんない疑問を水城くんに
振り掛ける。


「真中は、いつもそうゆうやつだ」

そうこっちを見ながら言って・・・
夜の道に消えてった。



また感じる・・・・・・
どんな気持ちで一人で帰って行くの?

あたしは、ただの無責任ヤローなのかも
しれないね。

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