彩-aya-1

来客者






授業が終わり、いつも通りに倉庫に来て、ユウキがバイクを弄ってるのを横でじっと見てた時だった。


いつも通りの時間、

いつも通りの面子、

いつも通りの皆、

いつも通りの倉庫内。



倉庫の外でバイクを弄ってるユウキを見、遠くに石を投げ、1人遊びをしてた頃。


足元にあった石を、思いっきり遠くに投げた。




その時、


ブオォォォォン!!!




もう、聞き慣れた音。



聞き過ぎて、

聞き過ぎて、


これがなんの音か区別出来る様になった頃。




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