変人バカレシ!
―花那―
[きゃあ〜!!
花那ちゃんじゃなぁーい!
会いたかったわ〜]
蓮の家の ドアを開けると
いきなり抱きついてきた
蓮のお姉さん。
甘〜い香水の匂いが
あたしの体を包み込む。
[俺の花那に、触んじゃねー!]
[なに言ってんの
花那ちゃんは、皆のものよ!]
お姉さん・・
「もの」じゃないです(泣)
[リビングにレッツゴー!]
あたしの体を離した、お姉さん
は そう言いながら
あたしをリビングに
連れていく。