AZZURRO
はぁ…
知らずに出た小さなため息
なんだったんだろう
あの夢…
思えば
母さんの夢を見るなんて
何年振りだろうか…?
体を起して
ベットを降りると
すぐに足元に
マリモがすり寄った
「マリモ、おはよう。」
雪乃が頭をなでてやると
気持ちよさそうに喉を鳴らす
「ユキノ様?
お目覚めでしたか。」
「おはよう、ケシャ。」
「おはようございます。」
この世界に来て
早半年…
もはや
日常となりつつある
朝の風景…
それでも
心のどこかでは
いつも
引っかかる
【私は…
元の世界に帰れるのだろうか?】
知らずに出た小さなため息
なんだったんだろう
あの夢…
思えば
母さんの夢を見るなんて
何年振りだろうか…?
体を起して
ベットを降りると
すぐに足元に
マリモがすり寄った
「マリモ、おはよう。」
雪乃が頭をなでてやると
気持ちよさそうに喉を鳴らす
「ユキノ様?
お目覚めでしたか。」
「おはよう、ケシャ。」
「おはようございます。」
この世界に来て
早半年…
もはや
日常となりつつある
朝の風景…
それでも
心のどこかでは
いつも
引っかかる
【私は…
元の世界に帰れるのだろうか?】