山あり谷あり谷あり…そして…

感謝!

何もかも、友人が段取りをし手を貸してくれ、新居が落ち着き、新たな生活が始まる中、ネックである大切な事が残っています。

主人との離婚成立!!

お金がないので、国選弁護士を入れ、家庭裁判所へ行ったり事務所での打ち合わせをしたり…

その度、主人が着けてないか?関係者が来てないか?等…不安と恐怖感に見舞われた毎日でした。

勿論、仕事を探さないと生活も出来ないから、就職活動も開始しましたが、本名を名乗ると見つかるんじゃないか?等、余分な心配の中、逃亡者状態…

飲食店の洗い場…駅構内のタコ焼き屋…スーパーのレジ…うどん屋…等など…

『そっちの近くに旦那行くみたいやで!』
と友人が情報を流してくれ、見つかるんじゃないか?と転々と職を代えました。

友人は、自分で商売をしていた事から、何故か主人繋がりの人との交流があり、情報を流してくれていたのです。

そんな中、彼もさりげなく気を使い、仕事が終わる時間が近かったため、待ち合わせをし、休みを合わせていたので、休日前には、そのまま車で予算的に行ける所まで車を走らせ、倉敷や和歌山…車中で寝るパターンだったけど、一泊二日の旅行に連れて行ってくれました。

運転はウチだったけどね…

気晴らしにカラオケや焼鳥屋等、連れて行ってくれ、精神的に参らないよう、気を配ってくれてたのです。

さて、ウチから離婚を申し立てたので、慰謝料はウチが払わなければなりません。
彼に相談し、友人からも話し合った結果、彼が会社で結婚資金として貯めていたお金を、ウチのために出してくれたのです。

こちらが希望する金額と、相手が希望する金額の間で友人が折り合いを付けてくれたのです。

弁護士は、相手の言いなりでズルズルするばかり…

友人を通じて、お金を渡し、離婚届けにサインを貰う事が出来ました。

よって、弁護士の役目は終わり…

彼と、即に離婚届けを提出に行きましたが、主人から意義申し立てで、却下される事もあるため、2週間は落ち着けませんでした。

一ヶ月が経ち、何もなかったので、やっと形としてホッとした記憶があります。

本当に、友人や彼には、言葉にならない程の感謝の気持ちで一杯でした。

肉親にも、ここまで自分のためにして貰った記憶がないので、本当に感謝しかありません。
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