<<side続編>>双子とあたし。
讃美歌を歌い、聖書を読んでもらった。
そして、神父さまは悠太の方を見て誓いの言葉を述べさせる。
もちろん、悠太は誓います、と迷うことなく答えた。
「カオル?」
「はい」
「あなたはこの男性を夫とし、生涯愛することを誓いますか?」
もちろん。
私は悠太以外を愛そうとは思わない。
「誓います」
私も迷わない。
今朝、それは確かめ合ったから…。
あんなに弱くなった悠太は初めて見た。
もう、不安が詰まった悠太なんか見たくない。
手袋を脱いで、互いの左手薬指に指輪をはめた。
すっと入った悠太の指はいつ見ても綺麗だと思う。
「……では――――――、」
神父さまに再び向き直る。