可愛い年上彼氏
そして夏休み1日目
「で…そんな気まずい空気になって帰ったんだ…」
「…うん」
今はクーラーの効いた喫茶店で舞華とナナとまったりしてる
てか…舞華んちだけど
「それで、そんな空気のままでいいの?」
と聞いてくるナナに
ぐったりして答えた
「…いいわけないじゃん」
「じゃぁじゃぁ!!今から学校行ってあぁちゃんに会おうよ」
と舞華が言った…
「えぇ…」
「だって、あぁちゃんは来ていいって言ったんでしょ?」
舞華は先輩の所に行こうと言うけど…
あたしはやだ…
先輩に会いたくないわけじゃないけど
迷惑がられたら嫌だし…
「舞華アンタ学校行って先生に見つかったら補習だよ?」
だからあたしは…舞華に言った
「それはそれで困る…」
はぁ…
先輩に会いたい…
「あ、どうせ生徒会の集まりって午前で終わりでしょ?」
ナナが口を開いた…
「多分」
「じゃぁ先輩ここに呼べば?」