REAL HOPE Ⅲ
「やっぱ二人とも美男美女だし、クラスの出し物にピッタリなの!何より二人人気だからいっぱいお客さん来ると思うんだよね!」
何か山田さん迫力ハンパない…
「いや、でも…」
そもそもうちのクラスって何やるの?
話し聞いてなかたから全然わかんないし…
だいたい今日ミサキサボってるし勝手に決めたら殺されかねない…
「やっぱ女帝と皇帝だよ?ハマり役は村田さんとミサキ君しかいないって~!!」
ニッコニコ笑う山田さん
「じょ…女帝と皇帝って…」
なんだそりゃ!!
てか、私とミサキが女帝と皇帝にハマり役とかどんなよ?
私そんな女帝顔か!?
女帝皇帝カフェって聞いた事ないよ!!
「ていう訳だから!!ミサキ君に明日からはサボらないように言っといてね!!」
「え!あぁ…」
断るスキもなく、山田さをは黒板へと戻っていった