君が大好きって叫びたい
「穂香…」
陸君の慌てた顔、初めて見たなぁ
「やだ。盗み聞き?
ま、これはこれで話が早いわ
陸と別れてよ」
『陸』
そぅ呼んでるんだ
「ちょっ…翔子。止めろよ」
『翔子』
陸君もそぅ呼んでるんだ
なんだかもう。泣きそう
「ね?別れてよ」
「……よ」
「え?なんて?」
耳に手を当てる翔子
「黙ってよ!これは私と陸君の問題なの!」
私は下を向いたまま
叫んでいた
「な…なんなのよ!
なら、さっさと解決しなさいよ」
そう言うと翔子は教室から出ていった