HELLO
もう少し言うなら、待つ必要もないんだけど。

だって、期待してないし。

お医者さんは忙しい訳だし。

なのに、私は彼からの連絡を待っていた。


やっとお昼休みに入った。

「疲れた…」

何だか仕事している時間が長く感じた。

携帯電話を取り出して確認して見ると、着信はゼロだった。

「山崎さん、お疲れ様」

さいマサさんが声をかけてきた。

「あ、お疲れ様です」

「あのさ、今週の日曜日なんだけど大丈夫かな?」

さいマサさんが聞いてきた。
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