3人は学校の人気者
「あの…なにがなんだか分からないんですけど…」
私は座って右隣にいる三条くんを見上げる。
「海上さん、僕たちに付き合う気ない?」
ニコッと笑顔を見せる三条くん。
「付き合う…?ってどこにですか…?」
「俺たちの遊び相手だよ」
しれっとした態度の瑠衣っていう人。
「あ…遊び相手…ですか?」
「そっ♪君みたいな子、オレ好きだな~♪」
「あの…遊びって何するんですか…?」
「俺たちが呼んだら絶対に来るんだぞ」
瑠衣くん…だっけ…。
かっこいいな…。
って、そうじゃなくて!!
「さ…三条くん、それってパシりなんじゃ…」
「うーん、僕たちさ、モテるんだよね…」
……はい?