両手にピストル、





「うぎゃぁぁぁっ」




≪バッターン≫




「いったぁ・・・」




激しくアタシを揺さぶり、最終的にベットから落とした張本人であろうそれを思い切りにらむ。




「またアンタなの・・・満月mityuki」




「お前が起きないから悪い」



あぁ、今日もイイわね。
アタシと反対の真っ黒な髪は邪魔にならない程度に長く、顔は中性的で美しい。目も真っ黒で威圧的。なんというか、御伽噺で言うならクールで寡黙な王子様、だとか戦士様・・みたいな風貌なの。声はもう、セクシーでセクシーで。




・・・でも性格は極悪非道だ。
あたしとコイツは昔っからのライバルで
お互い、この世界に入るために教育されてきたわけで。
この「せかい」ならあたしたちはエリート組。
剣道をはじめとし、柔道、空手、ボクシングなど
争ってきたのは数え切れない。




世間一般には幼馴染という真柄だけど
異性と感じる事は今も昔も未来も無いだろう。








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