異常女

Tami's side





あたしは学校の帰り道の松山さんを捕まえ、あたしの家へ連れて行った。


あたしの家はマンションの三階の305号室で一人暮らしをしている。

生活感のない部屋のソファーに座らされ、松山さんは不安そうにしていた。



「貴女、中井さんのこと好きでしょう?」

あたしは単刀直入に聞いた。

「!?何で///」

「態度でわかるし(笑)、貴女のことちょっと調べさせてもらった」

彼女はサーッと血の気が引いた青ざめた顔をした。





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