コスミックダスト-戦塵の宮殿
「なんで王妃を殺したんや?」

「ソフィアを殺したのもペイジャックじゃ!」

「そやからそれは有り得ねえって言ってるやんか!」

「ペイジャックが宮殿を攻撃し、その爆撃でソフィアは死んだのじゃ」

クーデターで死んだと言いたいのか?

それは違う。

ミドリは、王妃が刃物で切り刻まれて死んでいたと言っていた。

王妃は爆死なんかじゃない。

「もう、嘘はやめようぜ、国王サンよ」

「猟サン。ワタクシは地球を発見したあの日から、ずっと負い目を感じて生きて参りました」

シェラが言った。

はあ?

「ワタクシが地球に興味など持たなければ、罪のない地球人を不幸にすることはなかったのです。全てワタクシの責任であります。ですから猟サン。国王の代わりというにはあまりに価値のない命でございますが、どうかワタクシの命と引き換えに、ライフガードの鍵を返して下さいませぬか」

大佐が猟の前にライフルを置いて跪いた。

マジかよ?
 
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