初恋相手は檄甘王子☆






「…りく…と?」


目を開けると
愛しい人


さっきまで何度も
名前を呼んだ人


「美空っ…
ごめん…俺…
っ…守ってやれなくて…
ごめん…っ」



なんで?

「りくと…?
なんで謝るの?」


あなたは何も
悪くないよ…


悪いのは
浅はかだった私



< 166 / 180 >

この作品をシェア

pagetop