初恋相手は檄甘王子☆



俺は櫻木美空に





不覚にも見とれていた

もっと近づきたいと思った

目をみて話したいと思った




俺の想いが通じたのように

櫻木美空がこっちをみた


顔を真っ赤にして
すぐに目をそらされた


何?俺嫌われてんの?

俺を避けたなんて
俺のプライドがゆるさねぇな


益々興味沸いたわ…



イラつきながらも確かに
俺の中にひそかに小さな
恋心が芽生えていた



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