‐hide‐ハイド
その子は恥ずかしいのか言うと直ぐにストンと椅子に座った。
私と正反対な子だなぁ…。
私は黒やグレー系統が好きだからね。
ピンクは苦手…。
それから自己紹介は無事終わり、係決めとなった。
「じゃあ…まずは学級役員だな。誰かなりたい奴いるか?」
先生の一言に教室内がシーンとする。
そんな高校でまでやりたい人なんて滅多にいないよ。
「いないのか~?…なら推薦するか」
推薦って…みんなの事よくしらないじゃん!
どうやって…?