‐hide‐ハイド
ケイコが琳に謝り、私達は屋上を後にした。
嫌がる琳を3人で保健室に連れ込む。
「いた!いたひ…」
「我慢しなさい!」
手当てする手が無意識に厳しくなってしまう。
「央~お助け…」
「自業自得」
「だな」
高松くんも徠も私と一緒の気持ちのようだ。
「こんなになるまで無理して!」
自然と涙が溢れてきた。
ほっとして力がぬけたから。
「…汐?」
私をそっと覗き込む琳。
「ひっく…し、んぱいしたんだからっ!!」
しゃくり上げながら言った。