風神I
最低だ、あたし。
信じて仲間だって言ってくれた人に対してあんな嘘ついて、傷つけて。
みんなに、何も返せない。
あたしは教室に行かずにそのまま屋上に行くため方向を変えた。
罪悪感を抱えたままあたしが屋上に向かっていると、
「あー!!いたぁ!!」
甲高い声が聞こえてきて振り向くと何時もの女達。
「今日は何時もより早いわねぇ。」
ニヤニヤした顔であたしを見たリーダー女は何だか機嫌がいい。
「じゃぁ、ついてきてくれるわよね?」
あたしが拒否しないのをわかっていてわざと質問で聞いてくる。