悲恋歌〜hirenka〜悲しい恋の唄。





『…祐希から聞いたけど、どうゆう事なん?』


弘樹くんの声は震えていた



アタシはわざと冷たく言い放った

「そうゆう事」



『…いきなりどうしたん!?昨日まで普通やったのになんでいきなり…?』


弘樹くんが怒りを抑えているのが痛いほど分かった。


声はすごく震えていて泣いているのも分かった


「アタシだって普通の恋愛したいねん。今まで作ってなかっただけで彼氏ぐらい普通に作るし、いきなりごめんな?でももう連絡取れんから。じゃあ」

冷たく言うアタシに対して、呆れたように弘樹くんは鼻で笑い
冷めた態度で言った。


『わかった、ほなお元気で』





ープーッ…プーッ







全て終わった









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