恋人ごっこ 〜幼なじみと Love☆battle〜
−翌日−
「葵ーー、起きなさーい。」
アオイ)「・・・ん・・・ンん〜・・・・・・。」
今日も、お母さんの声で起こされる。
アオイ)「ん〜・・・ん?」
体を起こそうとしたが、体の重みに違和感を感じて、瞼を開ける。
隣には陽。
あ〜・・・
あの後、そのまま一緒に寝たんだっけ。
高校生にもなって幼なじみと添い寝!?
って思ったでしょ?
私達の間では、こんなの日常茶飯事だから。
それが、私達が『幼なじみ』から絶対に変わらない理由の1つだったりもする。
アオイ)「陽〜、朝だよ、起きて〜。」
陽を揺すって起こす。
ハル)「ん〜・・・?
もう少し・・・。」
アオイ)「は!?ダメだよ!!起きて〜っ!!」
陽をペシペシ叩く。
ハル)「はいはい、起きるよ。
葵まで遅れるし。」
アオイ)「そうだよっ、陽が起きてくれなきゃ、私も起きれないしっ!」