私の恋and事件簿♥
私は“もうっ!”とプクッと頬を膨らませながら、寝返りを打った。



「痛い…っ」



けど、市ヶ谷さんの苦しむ声に起き上がった。

市ヶ谷さんはお腹を押さえて蹲ってる。



「市ヶ谷さん!」



「大丈夫ですかっ!?」



眠気が吹き飛んだ私は、慌ててベッドから出て、片桐さんに続いて、市ヶ谷さんに声を掛けた。

松井さんが「何してるんだ!」と、呼びに来る。

…仕方ないっ!!!



「私が行きます!」



私は市ヶ谷さんの上着を借り、机に置いといた帽子を被った。



「助かるッ!!」



松井さんは外へと走る。
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