私の恋and事件簿♥

『あ、すいません！野神苺愛刑事です！千葉さんが“北斗には内緒で！”と、今、ロビーでお待ちなんです』



「…“内緒”で…。わかりました。すぐに行きます！」



私は電話を切り、開けてた引き出しの鍵を閉めて立ち上がった。



「主任！今から案内課に行ってきます」



「わかった」



私は兄貴の了解を得て、一階に走った。

エレベーターを出て、案内科に急ぐと、寿退社をした、織姫さん。

織姫さんは、３年前、警ら隊の、千葉遼太郎ｰﾁﾊﾞﾘｮｳﾀﾛｳｰさんと、出来ちゃった結婚したんだ。

誰も彼氏が居るって、知らなかったみたいで、みんな驚いてたっけ。