I think so.
「・・・良いですよー、どうせあたしには魅力ないですよ、」


渋々、レオのソファの後ろで着替える。


「着替えたか」

「うん」


レオはソファから立ち上がり、あたしの背中を押しながら部屋から出る。


ケイトやナギサ、猫の待っているいつもの部屋へ戻る廊下で、レオが突然あたしの肩を引っ張った。


「ちょっ―・・・何?」

「さっきのはそういう意味じゃないから」

「は?」


レオはちょっと困ったような顔をしている。


「別にお前に魅力が無いわけじゃないから」


は!?

何突然!

・・・とか思いつつも、胸の鼓動が妙に早くなる。


「は、はいっ!」


「ハハッ、何だその返事」


歩き出したレオがあたしの髪に指を絡める。


「次は髪だなー、」

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