傷×恋=幸
無性にランさんに会いたくなった。



『明日会える?』



そうメールを入れて、帰ってきたのは学校に行ってる途中。



『大丈夫、いつものとこでいいよね?』



またラブホか…。



金のない俺に、ランさんは出させようとしない。



当たり前のように払ってくれるラブホ代。



ランさんちは行っちゃダメなの?



そう考え出したら疑問ばかり浮かんできた。



毎日仕事で土日まで1日中なんて…過酷シフトじゃね?



本当はキャバとか?



その程度に思ってた俺。



「風都~!!早く入ろ!!」



ラブホの中に入り、ランさんがシャワーを浴びてる間にケータイを開いた。



ほんの出来心で、キャバで働いてたって別にいいと思ってたのに…。



『今日の夕飯何?』

『今休憩。部長ムカつく』

『マジ、お前癒しだよ。早く帰りたい』

『愛してるよ、美樹』



は…?



美樹って…誰?



かなり多いメールの相手。



俺のメールは…消されていた…。



< 5 / 300 >

この作品をシェア

pagetop