赤い狼 弐
だってねぇ…
「もっと凄いのかと思ったんだもん。俺にキスしろ!とかさ。(笑)
まぁでも、そのお願いなら全然聞けるよ!龍と一緒だったら、楽しそうだし!」
そう言って龍にニコッと笑う。
すると龍はまた顔を赤くして俯く。
…何?
どうしたの?
龍の反応を不思議に思い、龍の顔を下から覗く。
「…っ!!稚春、あかん!あっち向いとき!」
龍は片手で自分の顔を覆い、後ろを向いてもう片方の手で私に見るな!という仕草をする。