赤い狼 弐
「あいつ等…?」
要の言っている"あいつ等"の意味が分からなくて首を傾げる。
「うん。さっき、稚春が言った二人の名前。キャラが被ってるから嫌いなの。」
成る程。
でも、三人とも似てる部分はあるけどやっぱり…その人の個性ってあるから
完全にキャラが被ってる訳じゃないと思うんだけどなぁ…。
「はる…稚春~?」
「うゎはい!」
「何、"うゎはい"って。分かった?二人の名前、出さないでね?」
要は私の反応が面白かったらしく、クスクス笑いながら私を下から覗くように見つめる。