赤い狼 弐
塚…
今思ったけど拓磨って本当、ぃぃ奴だよね。
さっきも、私のババ抜きに何だかんだ言いながら何回も付き合ってくれたし。
私が不機嫌になったら直ぐ気付いてちゃんと対処してくれるし。
と、拓磨のぃぃ所をボーと考えていたら龍が私に何か言っている様子だったから、考え事を止めて龍の言葉に耳を傾ける。
「…ホンマ、堪忍な。俺、短気やから直ぐキレる時があるんや…。
ホンマ、悪かった!今度からは気を付けるから!
…許してくれへん?」
そう言って目をウルッとさせてジッと見つめてくる龍。
うっ…。
こ、仔犬みたいで…
可愛ぃ…。