赤い狼 弐
「隼人…連れて行ってくれるの…?」
嬉しくて、自然と笑みが溢れる。
でも隼人の次の言葉を聞いた瞬間、私の顔はまた不機嫌な顔に変わった。
「あぁ。今は駄目だが…
外出禁止令が解けたらな。」
「…っ。何で、私は外に出ちゃいけないの!?
もうこれで12日経ってるんだよ!?」
私はこの時、今まで我慢してたモノが一気に爆発したんだと思う。
その位、自由に外に出られないって事が嫌だった。
…だって…
アノ、ツライトキヲ オモイダスカラ…。