もう一度『愛してる』と言って



「おーい、お2人さん。コソコソしてないで早く案内してくれませんか?」

「おぉ。わりぃな」




三弘は先に歩いて行った。
あたしは2人の後をついて行く。

この姿を見てると二年前に戻ったみたい。


本当に仲良かったもんな~…。
それをあたしが…。


ううん。
もうこのコトは考えないようにしよう。

三弘だって気にするなって言ってくれたし…。

うじうじしてても仕方ない。


それから4階から回って最後は体育館に行った。




「あ、おーい!三弘!」

「お。部活?」




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