もう一度『愛してる』と言って
三弘の好意に甘えて机に突っ伏す。
「ふぁわ~…眠い…」
終わったら急に睡魔が襲ってきた。
でもすぐに三弘戻って来るだろうし、寝たらだめだ…。
ガラッ
その時、教室のドアが開いた。
えっ!?
三弘もう戻って来たの?!
早くない?
「三弘?帰って来るの…」
顔を上げてから言葉を失った。
どうしてここに?
もう帰ったんじゃ…。
だって、そこにいたのは魁だったんだからーーー。