私の日常



「………何…してんの?」

私は変な踊りをしている鏡花ちゃんに聞く。かれこれ10分はおどっている



「幽霊に成仏してもらう踊り。…体が軽くなってきたんじゃない?千里ちゃん」


「いや…軽くなるというより…落胆してます。」

まさかここまで残念な子だったとは…


「なんで…ぜぇ…きか…ないの?」


「死んでないからだよ」


「わかった…!!なんか未練があるのね!?」


「ねぇよ。人の話聞いてた?私、死んでないよ?そして未練があるから死んだ人は幽霊になるんでしょ?今の踊りはそれをなくす踊りじゃなかったの?」



「もっと修行しなきゃ!!」


鏡花ちゃんはそう言って教室から出て行った


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