きみの声がきこえない

ただの勘違い。

ただの思いこみ。


声がきこえだしてから、

いかに人は人の気持ちを誤解して読み取ってるか、

それがいかに間違っていて、相手の期待に添うどころか、裏目に出てしまっているか。


きっとこうに違いないと決め付けて、から回っているか。

そんなことが分かってきた。


だとしたら何て、無駄な努力。

無駄な気遣いだろう…。


それでみんな勝手に疲れて、傷ついているんだから。


それは今までの自分にそのまま言えることだった。

そして、そんな自分がばかばかしく思えた。
< 35 / 100 >

この作品をシェア

pagetop