ご主人様に首ったけ!
今まさに神くん対策を考えていただけにタイミングがよすぎる!!

どうしよっ!!
まだ心の準備ってもんが……。


「ちょっと話があるんだ」

「え……?」


神くんに連れて行かれたのは、学校の近くにある公園。

まだお昼の時間だったから子ども連れの家族が結構遊んでいる。


そんな中、私たちは並んでベンチに座った。


「……」

「……」


神くんは黙ったまま何も話そうとしない。


どうしたんだろう……。

いつもだったらすごくふてぶてしい態度で必要以上に話してくるのに……。


「露」

「え……っ」


しばらくの沈黙の後に突然話しかけられたものだから、神くんに屈しないって決めたものの、今までのこともあって無意識に体がすくんでしまった。



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