What is happiness?
Strategy younger~年下の策略~
はぁ…
マンネはやっぱり馬鹿にされますね。
チェジュはマンネだから…みたいな…?
馬鹿にするな。
僕だってマンネだからと言って油断大敵なんだ。
梓、覚悟して下さいね?

「あ…///////チェジュ…」
「梓…」

夜中に目が覚めて、水を飲もうとリビングに行くと梓にあった。
泣いたのか、目が充血していた。

「どうしたの?」
「や…水を飲もうと思って。」
「あ…はい。」

梓は僕に水を渡すと、軽く微笑んで愛尺を見せた。
そのあどけない仕草に、キュンとした。

「ねぇ、梓。」
「な…何?」
「あのさ、僕と一回付き合ってみない?」
「は…?!」
「好きじゃ無くても良いから。だから今から一ヶ月だけ、僕と付き合ってみない?一ヶ月だけ僕を頼ってみない?」
「なんで…?大体、好きじゃ無いのに付き合うなんてチェジュに失礼だし。」
「いいから。だから…お願い。」
「…………無理だよ……。」

僕は考えた。
はぁ…

「あのさ、僕と勝負しない?」
「勝負?」
「そう。内容は……どうしようか。今からじゃんけんしようよ。」
「じゃ…じゃんけんッッ?!」
「勝った方の言う事を聞く。もし僕が勝ったら付き合って。僕が負けたら…梓の言う事を聞く。」
「……そんな……分かった。」
「じゃ、いくよ。じゃんけんぽん」

勝ったのは…チェジュ…?
嘘…
じゃ、私付き合わなきゃいけないの?
まぁ引き受けたし…。

「じゃ、梓は今日から僕の彼女。」
「…はい。」

はぁ…
何で負けるんだよ‼私‼

チェジュの彼女なんて…
ハランに知られたらどうすればいいの?
しかもユファンとミンスにも告白されたのに。
ごめん。

チュッ…

そうしてキスを交わした。
< 10 / 47 >

この作品をシェア

pagetop