What is happiness?

「まぁ頑張りな。応援してる‼あ、言っとくけど私にはお見通しだからね。」
「何が？」
「まぁ、頑張りなさい。」
「うん…？」
「はい、帰った帰った‼バイバイ!」

そう言って元気良く手を振っているスチル。
やっぱり頼りになるな。
お姉ちゃんって感じ（笑）

そうして、家に帰りベットに寝転がった。
ゆっくり考えて見るとやっぱり私はハランが好きだった。
でも、今は違うの。
それが誰かは分からないけど、でも身近にいる気がして。
でもそれがもし、チェジュだったとしたら私達は付き合うの？

ユファンも、ミンスもフって？

とにかく…
今はチェジュを大切にしなきゃな。
一応、付き合ってるんだから。
チェジュ…ありがとう。

次の日からはチェジュも仕事だったので、夜にメールをした。

“お仕事お疲れ様”

それだけだったけど、凄く打つのに時間がかかった。
やっぱり…緊張する。
彼氏と彼女って言う…存在が。
今まではハランにこんなメール送るのを夢見てたのかなって。
そんな時、着信があった。
チェジュかと思い、携帯に手を伸ばすと写っていた名前は…
ユファン…？
手が一瞬止まった。
ユファンとはあれから会ってない。
話すのが気まずい。
どうしよう？
迷ったが、わたしは出た。

「はい？」
「梓だよな？」
「…そうだよ。この間は…ごめん。」
「え？あ…うん。」
「…………あのさ………、今……会える？」
「今？別に大丈夫。」
「…じゃあ…家に来ていいよ。」
「…え…あ…あぁ。」

何で呼びたした？
自分でもわからない。
何で…//////
今…会いたくなかった人なのに。
自分から家に…？誘った？

訳が分からないまま、私はユファンを待った。

そうして数十分後、チャイムのなる音がした。