What is happiness?
「はぁ~い、開いてるよ!」
ガチャ…
「お前なぁ、夜なんだから開けとくな。」

今更かもしれないけど、私は1人暮らし。
まぁまぁ大きいマンションに住んでいる。

「はいはい。」
「はいはいってなぁ…お前に何かあったら…」
「大丈夫だって‼」
「…信用ならん。(笑)あ、で、どうしたの?」
「いや…それが私も何で呼び出したか分からなくなっちゃって。まぁ風呂でも入れば?わたしが入った後で良ければ。」
「じゃ、入る。」
「うん。」

とは言ったものの、スチルの言葉を思い出した。
今から随分前。
スチルと話していた時に、言ってた。

「ユファンって、風呂上がり腰にタオル巻くだけなんだよ?」

まじで…そうだったら…最悪。
女の子がいる事ぐらい、考えないかな。
ユファンは第一…エロ過ぎ。
良い風に言ったらセクシーかも知れないけど、悪い風に言ったらただの変態。
腰のタトゥーがまた半端ないし。(笑)
ワイルドって感じ(笑)

なんて考えていると、ユファンが上がって来た。
予測とは違い、ジーパンだったが、案の定上は真っ裸。

はぁ…やっぱり。

「何顔赤くなってるの?」
「は?」
「何?俺の裸みて欲情した?(笑)」
「はっ///////」
「冗談だって。」
「はっ?何だよぉ…」
「図星だった?(笑)もう浮気?」
「へ…変な事言わないでよ!」
「分かったよ。可愛いな、お前。」
「だっ…だから…からかうのやめて!」

多分顔が真っ赤だったんだろう。
ユファンが笑っていた。
恥ずかしい…(泣)
何だよあのたらし発言‼
本当信用出来ないんだから…

「あ、そろそろ帰るよ。」
「帰れる?気をつけてね。」
「あぁ。」
「突然今日はごめん。明日も仕事なの?」
「あ、明日チェジュが休みだ。ゆっくりどうぞ。」
「本当?やったぁ…」
「…良かったね。」
「あ、うん‼」

そうして、ユファンは帰った。

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