What is happiness?
「…そうだよ。」
「うそ…」
「嘘じゃない。梓はファーストキスをユファンに奪われたって怒ってたよね?でも、あの時僕には分かったんだ。梓はユファンに気が傾いてるって。ハランが好きだと言ったけど、多分本当はユファンだったんだよ。」
「…チェジュは…それを分かってて私と付き合ってたの?何でそんな事…」
「気付かせたかったんだ。梓に。ユファンが好きな事を。このままじゃ、違う人と付き合って、後悔するって…。だからだよ。」
「そんな…酷い事してごめん…」
「ううん。梓は謝らなくていいよ?僕が勝手にした事だから。」
「…。」
「服、来た方がいいよ。そして、寝よう?明日、ユファンはオフだから。会っておいで。」
「チェジュ…//////」
そうして、チェジュとは今日で終わった。
今までありがとう。

翌朝、ユファンに電話をかけ、会える事を確認すると、チェジュは軽く愛尺をして、帰って行った。

ピンポーン…
ユファンだ…
やっぱり…緊張する。

「どうしたの?あ、チェジュと楽しんで来た?」
「あ…楽しかったよ。でもね……私、チェジュと別れたの。」
一瞬にして、ユファンの顔が曇った。
「何で?」
「あの…私ね、好きな人…に気付いたの。」
「は?気付いたって…お前はチェジュが好きだったんじゃねーの?」
「そうだと思ってたの。でもね、私には好きな人がいたの。」
「…?」
「それは…ユファン…。」
「お…俺?」
「うん。大好きだった。最初キスされた時は…正直途惑ったし、嫌な奴って思ってたけど、多分だんだん惹かれていってたんだよね。ユファン…今更かもしれないけど…ユファン好きです。」
「冗談じゃない。」
「…え…」
「す…好きなんて…/////」
「は?」
「嬉しいって言ってるんだよ‼やっと…梓を手に入れたから。大好きだ。梓。」
「私も…大好き。」
「チューしていい?」
「うん‼」

そうして、私達はキスを交わした。
しあわせだよ。
ありがとう。
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