俺様男は、忠犬〇〇公!?



なんか、そんな姿がー…





「あはは!!」


笑えた。


「なっ…何笑ってんだよ!?」
俺様で自信満々な男だと思ってたけど、全然違う。



「だって、顔真っ赤!!」

「う…うっせーよ!!誰のせいだと思ってんだ!?」

「タコみたい!!」


「タ……お前、面白がってるな?」

「うん」


「あ!?ふざけんな!」


「きゃっ…」



ドンっと肩を押され、ベンチに横たわる形になってしまった。



< 90 / 94 >

この作品をシェア

pagetop