Eternal kiss…
「彩?…なに、拗ねてんの?」
楽しそうに言う智を思いっ切り睨む。
ムカつく ムカつくっ!!
表情がとても嬉しそうだ。
部屋に入った瞬間、ドンッと壁に押し付けられる。
「誘ってんの、その顔…」
急にほっぺを手のひらで撫で始める智。
「智なんか知らないっ!!」
顔を赤く染めながら、力いっぱい智を押しのけて、あたしは寝室に入り、ベッドの中に転がり込んだ。
壁を向いて布団に潜った。