お前は俺のもの

「車来てっから」

達哉君家はお金持ちなので、

車が迎えに来る。


私は仕方がないので靴をはいた。


「乗んな」

「はい…」


私は戸惑いながらも車に乗る。

「リムジンですか…」

「何回も乗ってるだろ?」

隣に座る達哉君はネクタイをほどいていた。

なんか、かっこいい…

つい見つめてしまう私。
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